はじめに
前回はunityで２Dアクションゲーム「らんだむちゃんの冒険」紹介記事 を制作しましたRYOです。 今回はWOLF RPG Editor（ウディタ）を使って２D RPGを作ってみました。 ウディタに初期搭載されているシステムからいじる形にしたら楽になるかなぁとか思ってたのですが、自分の欲しい機能や表現を入れようとしたらかなり手間がかかりました。
RPGのゲームをプレイしていると、敵がどれくらいのダメージを与えてくるか分からなかったり、ビルド次第で戦闘のはじめから不利になったりとかの場面が結構あったりしますが、個人的にそれが苦手で、はじめから情報を与えてほしいし情報を渡された段階で対応できるようにしておいてほしい…と思うことがあるので、このゲームでは相手の行動パターンが分かっている、レベリングがほぼ意味がなく、戦闘で柔軟に対応できるように意識しています。 ゲームが苦手な人のために、アイテムを結構強力な効果にして、素材を集めてアイテム作成をできるようにすることで、雑魚敵を狩ってシステムに慣れてもらいながら難易度の低下を図っています。
ダウンロード
こちらからダウンロードできます。 ダウンロードしたzipファイルを解凍して、Game.exeを実行するとプレイできます。
説明
・ジャンル ２D RPG（WOLF RPG Editor) ・概要 QTEに成功する限り１ターンに何回でも行動できる。 様々な効果を持った技能を組み合わせて強大な敵を打ち倒そう。 ステータスや敵の行動表、ダメージの予測など作戦を練るための補助機能も充実している。
・操作方法（デフォルト） 矢印キー：移動 Zキー：決定 Xキー：キャンセル shiftキー、Cキー：サブ
（移動時） ctrlキー：移動時用魔法発動 Vキー：魔法切り替え
（戦闘時） （特殊技能選択中に）shiftキー：技能説明詳細化 （コマンド選択中に）左右キー：コマンド切り替え
以下雑記
ステータス表示機能はこんな感じ。 攻撃力上昇などの状態変化の影響も計算しています。 かっこ内の「元10」だとかは素のステータスで、装備のステータス上昇なども含んでいない値です。
状態変化を後にかかったものから消す「クリア」や「ディスペル」効果を実装するにあたって、ウディタの初期状態（基本システム）では状態変化のかかった順番を記憶してくれないので、コモンイベントをいじることでなんとかしました。 消去不可な状態変化やダメージを１以上通さないと状態変化を与えられない技能の作成など、色々変更を加えましたが、コモンイベントをいじりやすくまとめてくれてあるのでここらへんはすんなりと実装できました。 shiftでコマンド表示切替とか左右キーで特定コマンドに切り替えとかは、バグの発生が大変だった…
そういえば、戦闘画面も初期状態だとかなり質素な感じなので、自分でUIを描いています。キャラの立ち絵も当然自作です。 差分をたくさん作るであろうことを考えて描きこみを最小限に抑えましたが、もう少し細かくしてもよかったかもしれませんね。
今回の展示ではまだ全然話が始まってませんが、続きをどうするか少し悩んでいて… やりたいことをするにはunityで作ったほうがいいのではないかと。 でもunityでやるならジャンルごと変わることになると思うので、ニーナはウディタで済ませて、関連する話の方をunityでやるか…うーん。
