自分はろくな活動をした記憶がないので、ゲームエンジンについての記事です。まず資料の多さや使いやすさという観点から、利用者の多いゲームエンジンをおすすめします。そこで代表的なUnityとUnreal Engineを比較します。短い記事になってしまうかもしれませんが、エンジン選びの参考にしてもらえればと思います。
利用価格
どちらも基本的には無料です!エンジンを用いて作ったゲームによる稼ぎがかなりある場合にはお金がかかりますが、ほとんどの人は関係ないと思います。プロが使用している環境をタダで使えるというのは、かなり大きいです。
使用される言語
UnityはC#とJavaScript、UE4はC++が基本になっています。C++はC#と比べて処理が速いです。しかしプラグインを入れればUnityでもC++を使用することができます。またUE4はBlueprintというビジュアルスクリプティングシステムがあるため、プログラミングの知識が無くてもゲームが作れるようになっています。初心者には嬉しい機能ですね。
プラットフォーム
細かく言えばUnityのほうが多いですが、どちらもブラウザ、PC、コンシューマー、スマートフォン・タブレットはおさえています。特に差はないと考えてよいです。
要求されるスペック
結局使用者の作りたいゲームに左右されるので具体的なスペックは書けません。が、エディタはUnityのほうが軽いです。※ゲームエンジンなのである程度は重いです。
エディタの機能
どちらも3Dモデルの配置、テストプレイができます。感覚的にオブジェクトが配置できたり、デバッグができるなどという点はどちらもかわらず優劣はありません。
グラフィック
制作するゲームのグラフィックを求めるのであれば、UE4をおすすめします。俗に画質が良いといわれているゲームはUE4で作られていると思っていいです。実際に見るとわかりますが、かなり違います。ただし性能の低いPCだと実感or動かすこともできないので気を付けてください。
資料
Web記事にしろ本にしろ日本語の参考資料はUnityのほうが圧倒的に多いです。そのためわからないことがあった場合にはUnityの方が解決しやすいといえるでしょう。
素材
ゲームを作る際の町やキャラクターは配布・販売されています。(UnityではAssetStore、UEではマーケットプレイスです。)量に関してはAssetStoreのほうが多いと言われています。個人製作の場合、Unityのほうが制作の幅が広がるかもしれません。またどちらにも元となるテストプロジェクトが用意されています。これも初心者にはかなり助かる機能です。
owaowari
他にも、例えばUEはソースコードが公開されているなどのメリットがありますが、ある程度のレベル以上の人にしか関係ないと思われます。以上比較しましたがまずはどちらもインストールして触ってみることをおすすめします。その上で自分に合っているものを選んだほうが、モチベーションもゲームのクオリティも高まるでしょう。敢えて言うならばスマホゲームを作りたい人はUnityがいいかもしれないです。制作側だけでなくプレイする側のスペックを考えると軽いほうはいいので。