新入生歓迎イベント
ゲーム「ランダムからの脱出」について
公開日:
2020/11/30
ゲーム「ランダムからの脱出」について

ゲーム制作の流れとともにFungusというアセットをおすすめする記事です。

アイデア

ゲーム制作を始めたのがイベントの一か月前とかで、わりと慌てながらなに作ろうか決めました。最初はカードゲームを作るつもりだったのですが、なんか大変そうなので、

  • 作りやすさ(Unityで実装しやすそうなもの)
  • あまり素材に時間をかける必要がない(他の絵を別口から頼まれていたので作業量短縮のため)
  • キャッチ―でわかりやすい(手を抜いてもわかりにくい)

ここらへんを意識してゲームのネタを決めました。私は昔ブラウザゲーの脱出ゲームにハマっていたので、あれ、いっぱいゲームあったしさては作りやすいのでは?素材も部室をテーマにしたら写真で済みそうだな……そうだ!脱出ゲームをつくろう!って感じでアイデアを決定しました。

制作

制作過程については記事にするほどのものがほとんどないです。いろいろなフラグ管理(?)が大変でした。行き当たりばったりでスクリプトを書いたので、まとめられるところはまとめてしまえばよかったな……という気持ちです。 制作にあたって、ただの脱出ゲームじゃおもしろくないということで、ちょっとしたストーリーを入れてみました。

Fungus

それにあたって Fungus というアセットを使用しました。これを使うと、簡単にセリフなどを作ることができます。これをつかってセリフを付けました。 Fungusはどんなゲームにも使い勝手がよく、たとえばアクションゲームのキャラに当たった時にセリフを出すなどの挙動が比較的簡単に作れます。セリフが必要になるゲームは割と多いので、このアセットはすごく有用だと思います。この高性能でなんと無料!

謎解き

脱出ゲームにおいて一番大事な謎解き部分のことを書き忘れました。謎解きに関してちょっとしたネタバレになる(かもしれない)ので、まだやってない部員の方などで自分で解きたい場合はこの項目を飛ばしてください。

まず、決めるべきはどのように扉を開けるかでした。鍵で開ける? 番号であける? いろいろなものがありますね。今回は、鍵で扉を開けて脱出することにしました。そして、そのカギが入っている箱を番号(アルファベット)で開けるようにし、それを様々な謎解きで見つける、という感じにしました。 謎解きは大きく二つあり、パソコンのパスワードを見つける謎解きと、その謎解きをした後に出てくる、鍵の入った箱を開けるための謎解きがあります。

パソコンのパスワードのヒントは二つあります。

これらを組み合わせます。一つ目のヒントより、色に注目すると、英語名で 「black,yellow,magenta,red」 になります(pinkではありません……ここ、もう少しわかりやすくすればよかったですね) 数字は左から何番目の文字かを表しているので、上から a,y,m,d となります。 二つ目のヒントから、先のヒントで出た4つのアルファベットを並べ替えます。そうすると、 「YAMADA 」 となり、謎解き成功です。 この謎を解くと、新しい謎が出てきます。

これに関しては、この時点で何となく察しが付く人もいると思います。そう、五線譜ですね! 別のところで手に入れたアイテムをしようすると、この画面が変化します。

よって、「ソドレファ」になっていることがわかります。暗号じたいはアルファベットなので、 「ドレミファソラシ→CDEFGAB」 に変換して、答えは「GCDF」ですね。(ここ、最初暗号をミスってて何回か修正しました…汗) この項目はゲームをやった人向けになってしまいましたが、雰囲気だけでも伝わってくれたらと思います。

公開

先輩がつくってくださっていたランチャーにゲームを登録して新入生歓迎イベントで公開しました。正直一番つらかったです。Githubはちゃんとつかえるようにしておこう。

おわり。ゲーム制作つらいけど楽しいね。

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