新歓ブログリレー2020
ぷよぷよのすゝめ
公開日:
2020/04/02
ぷよぷよのすゝめ

はじめに

どうも、新二回生のotawaです。
新入生の方はコロナの影響で予定が良くわからないことになってしまっているので大変ですね。
家に引き籠っていてやることがなくて暇を持て余している人たちにぷよぷよの魅力(?)を紹介します。

ぷよぷよって何?

フィールドは基本的に縦12マス×横6マスの格子で構成される。格子の1マスにつき1個のブロック(ぷよぷよ、略してぷよ)を置くことができる。ただし、上方向は、画面外に1マス分だけぷよを置くことができる。
上からぷよが2つ1組で落下してくる(「組ぷよ」と呼ばれる)。ぷよは種類ごとに色が異なり、色は3-5色(通常は4色)ある。プレイヤーはぷよに対して回転、横移動、高速落下のいずれかの操作を行う。
次に落下するぷよはフィールドの枠外に「NEXTぷよ(ネクストぷよ)」として予告される。配られる組ぷよの配分は麻雀のツモに例えられている。
落下してきたぷよがフィールドの床やほかのぷよに衝突すると、その位置にぷよが固定される。ただし、組ぷよを横にして置いたりなどして、ぷよに1マス分でも下方向に空白がある場合は、強制的にそのぷよだけ落下する。
固定されたぷよと同色のぷよが周囲4方向にいる場合、それらは互いにくっつく。
ぷよが4個以上くっつくと消滅し得点となる。
ぷよの消滅により上にあったぷよが落下する。このとき再びぷよが4個以上くっつくと消滅し、連鎖が起きる。なお、普通に4つ色を並べて消す行為だけでも1連鎖と考え、消滅した回数(○回)に応じて○連鎖と呼ばれる。複数色を同時に消した場合や同色を別箇所で消した場合でも、1連鎖扱いとなる。
ぷよを消したときに入る得点は、消したぷよの数に、設定された「連鎖倍率」を掛けることで計算できる。
左から3列目が一番上まで埋まると「窒息」してゲームオーバー。

ぷよぷよ-wikipediaより

これだけでは、よくわからないですね。
簡単に言うと、4つくっつくと消えるぷよでたくさん連鎖して相手にお邪魔ぷよをいっぱい送れば勝ち!ということです。
現在では国体の種目にも追加され、ぷよぷよのプロ制度もあります。
ぷよぷよのルールには、相殺システムのない初代ぷよぷよや相殺システムが導入されたぷよぷよ通、大連鎖を打ち合うぷよぷよフィーバーなど数多くありますが、この記事では一番有名なぷよぷよ通のルールで解説します。

連鎖のしくみ

突然ですが、問題です。
これは何連鎖になるでしょうか?

答え

(一番左のボタンをクリックすると連鎖が始まり、連鎖数も表示されます。)
正解は1連鎖です!


どうでしょうか?
簡単ですね!

ですが、1連鎖だけでは面白くないですよね。大連鎖を打って気持ちよくなりたいです。
上の1連鎖を改造して大連鎖にしていきましょう。

まず、右から3列目の赤ぷよを一つ上にあげてほかの色のぷよを下に置きます。

この青ぷよを消せば上に乗っている赤ぷよが落ちてくるため、青→赤の順で消えていきます。

これだけで、連鎖数が1→2となり2倍になりました!やったね。
さらに連鎖を伸ばしていきましょう。

赤ぷよの上に同じような形の黄ぷよを上からのせると…

3連鎖になりました!こんな感じで、上にどんどんのせていくと…

あっという間に6連鎖ができました!
こんな感じで連鎖の後ろ側(連鎖尾)にぷよを付け足すことで連鎖がどんどん伸びていきます。
次は連鎖の前側から伸ばしてみましょう。
1連鎖目の青ぷよを一つ外して…
黄ぷよをのせて、その上に青を置いてみましょう。

ちゃんと順番に消えて7連鎖になりましたね。同じ要領でさらに伸ばしていきましょう。
そして…

遂に10連鎖まで伸ばすことができました!
このように4つくっついているぷよを、ほかのぷよで分断していくという発想があれば簡単に連鎖を伸ばしていくことができます。 ほかにも、様々な連鎖の組み方があるのですが今紹介した2つの発想さえあればそこそこの連鎖は組めます。

得点計算について

ここでは、得点計算及びおじゃまぷよの量計算の方法について説明します。
細かい話になるので面倒だと思ったら流し読みしていただいて大丈夫です。
まず、おじゃまぷよの降る量は連鎖の得点に比例し、得点がSのとき、[S70][\frac{S}{70}]個降ります。 そして、連鎖の得点Sは次式によって求められます。
S=i=1N10Ai(Bi+Ci+Di)S=\displaystyle\sum_{i=1}^{N} 10 A_i(B_i+C_i+D_i)
(例外として、Bi=Ci=Di=0B_i=C_i=D_i=0のときはS=40S=40
ただし、
NN:連鎖数
AiA_iii連鎖目の消したぷよの個数
BiB_iii連鎖目の連鎖ボーナス
CiC_iii連鎖目の連結ボーナス
DiD_iii連鎖目の色数ボーナス
として、連鎖ボーナス・連結ボーナス・色数ボーナスは次の表の通りになります。

ii 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
BiB_i 0 8 16 32 64 96 128 160 192 224 256 288 320 352 384 416 448 480 512
連結数 4 5 6 7 8 9 10 11~
CiC_i 0 2 3 4 5 6 7 10
色数 1 2 3 4 5
DiD_i 0 3 6 12 24

連結数はぷよがくっついている個数のことです。以下の例だと、青ぷよの連結数は4、赤ぷよは6、黄ぷよは9です。

色数はii連鎖目同時に消えてる色の種類数のことです。通常のルールだと4色までしか現れないので色数の最大値は4となります。
対戦中にこの得点計算をするのはほぼ不可能なのでボーナス値等を覚える必要は全くありませんが、連鎖数のほかに消えたぷよの数や連結数、色数がどれだけ得点(おじゃまぷよの量)に影響を与えるのかはなんとなくで覚えておくと役立ちます。
例えば、

はどちらも2連鎖で消えるぷよの数が同じですがおじゃまぷよの降る量は異なります。
左は2連鎖目が1色なのに対し、右は2色消えますね。上述の計算式より、色数は多い方が得点が大きくなるので右のほうがおじゃまぷよが多く降ります。
さらに、次の例も見てみましょう。

一見どちらも同じ形の9連鎖に見えますが、左は9連鎖目が4つ消えているのに対し、右は5つ消えています。得点はあまり違わないように思えるかもしれませんが9連鎖目の得点の差分が2020点もあるため、この連鎖をそれぞれ打ち合うと、左側におじゃまぷよが約30個(5段分)も降ります。このように、連鎖数が大きくなると連鎖ボーナスが非常に大きくなっていくため、たった1個多くぷよを消しているかどうかで勝敗が決まってしまいます。連鎖の初めの方は4つずつ最小限の個数で消していき、終わりの方で一気に大量のぷよを消すのが理想的です。

いろいろな積み方

超有名なものと個人的に好きなものだけ紹介しておきます。

階段積み

一番有名な積み方です。連鎖の構造が分かりやすいので初心者でも組みやすいです。ただ、7連鎖以上を組もうとすると折り返しという技術が必要になり、階段積みの折り返しは慣れていないと組みづらいかなって思います。綺麗に組めると凄まじい連鎖数になるのでスコアアタックでよく用いられています。

鍵積み

階段積みと同じくらい有名な積み方です。階段積みよりも応用がききやすく、折り返しもよりスムーズに組めるのでかなり使い勝手がいいです。

GTR

王道。初心者からプロまで非常に多くのプレイヤーがGTRを主軸に戦っています。競プロでいうC++的な感じですかね?弱点は運が悪いと3連鎖全消しを逃してしまうくらいだと思います。上の形から、色々な連鎖に派生していきます。

ペルシャ式

個人的に好きな連鎖です。消え方が面白いです。折り返し部分の組みにくさ、暴発の起こりやすさが弱点です。多少組みづらくても芸術点の高さで勝利をもぎ取っていきます。(芸術点なんて無い)以下、派生の例です。

???

消えそうで何も消えない。後に残るのはゴミぷよのかたまり。皮肉を込めてオブジェと呼ばれています。かなしい…。これを見ている人はオブジェを作らないようにしようね!

おわりに

まだまだ紹介しきれていない事柄がたくさんありますが、今回はこれくらいで。
閲覧していただきありがとうございました。
これを機にぷよぷよを始めてみてはいかがでしょうか?
ぷよぷよ人口が増えてくれると嬉しいです。

お世話になったサイト

ぷよシミュレータ
自由自在に連鎖が構築できます。この記事でも使わさせていただきました。

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