新歓ブログリレー2022
【7日目】DTM初心者の世界を変えた無料VSTプラグイン3選
公開日:
2022/03/27
【7日目】DTM初心者の世界を変えた無料VSTプラグイン3選

はじめに

こんにちは。はっしーです。さて、この記事を読んでいる皆さんは快適な作曲ライフを過ごされていますか?自分の中にふわっと浮かんだイメージを表現するために、ありとあらゆる策を尽くすのが作曲です。ですが、こんな経験、ありませんか? 「音源がショボい…なんか思ってたんと違う!」 そう、音源です。これがチープというか、安っぽい感じだとどうにもならないことがあります。そんな時はエフェクトマシマシでどうにかできたらいいのですが、できません。少なくとも、私には無理でした。というか、右も左もわからない初心者にコンプレッサー渡して「じゃあギターの音作り頑張って」みたいに言われても無理があるわけで…  でも、世の中広いですから、そんな悩みにお答えするとっても質の高い音源なんて星の数ほどあります。「じゃあそれ使えばいいじゃん」ってなりますよ?なるんですけど…

有料音源は優良だが憂慮

見出し一つ使ってまでくだらない韻を踏みましたがそうなんです。とにかく有料音源は高い!!個人が趣味で行うにはあまりにコストのかかる有料音源に悩まされます(ここで気の利いた執筆者なら、高い有料音源の例を挙げるのでしょうが、私より読者の皆さんの方がその辺詳しいと思うので割愛します)。そこで、 「無料で良い音源ないかなぁ~~~」 という皆さんのために、私が愛用している無料VSTプラグインを3つほど紹介します。ちなみに、私はStudio One Professional 5を使っていますので、そこでの動作は保証済みです。(DTMソフトの違いよりもスペックの違いが大事なんですけどね…)

1.SANA_8bit_VST

今回紹介する3つの中では1番よく使っているプラグインです。こいつはいわゆる「チップチューン」を作る際に使うピコピコ音源です。こいつの何がすごいかって、無料で64bit対応、扱いやすいのに自由度が高いってところです。豊富な波形の種類やOSCILLATORの十分すぎる基本性能に加え、Waveform Memoryで波形を自由にいじれる点や、VOICINGのPORTAMENT(2つ以上音が鳴らされているとき、最後に押した音へ徐々に音程を変えながら移る)機能がある点など、挙げだせばキリがないと思います。というか、正直もうこのプラグイン無しで生きていけなくなりました。とにかく使えばわかります。感動のあまり涙を流すことでしょう。

2.MT Power Drum Kit 2

お次にドラム音源をご紹介。このプラグインは何の変哲もないドラムのプラグインなのですが、それこそが問題なのです。無料で使えるのに「何の変哲もない」ドラムを演奏できるということが優れているところです。ふざけているわけではありません。こちらも使えばわかる!音源の質はかなり高いです。近日公開予定のRANDOMのwebサイトにて流れる曲には、このMT Power Drum Kit 2が使われています。どうです?安っぽさを感じさせない音でしょう?

3.ZENOLOGY

最後に紹介するのはこれ。こいつはシンセサイザーの無料プラグインなのですが、こいつ、ホントは有料です。ですが私が無料と書いているのは皆さんを貶めるためではありません。一部機能なら無料で使えるというやつです。音源というよりはDTMソフトそのものでよくあるやつですね。「でも、無料版で使えるものって大したことないんでしょ?」そういう声、聞こえましたよ。またまた、使えばわかります。とにかく音源としての質が高い!!数が多い!!って感じで。中でも驚いたのは「Ac Pop Piano 1」というピアノの音源です。「これ、本当に無料版の方で使っちゃって良かったの?」って思える質でした。ピアノ音源に悩みのある人はもちろん、シンセサイザーとしても合格点を簡単に超えてきた、まさに世界を変えたプラグインでした。

おわりに

やや駆け足気味に3つ紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。今回挙げた3つのプラグインをまだ導入していないという方は是非!値段と質は必ずしも比例しないこと、きっとわかってもらえるはずです。それでは、私は作曲…ではなく、たまりにたまった宿題をこなしてきますね…

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