はじめに
こんにちは。2回のnnsknです。今回は私が春休み勉強している資格試験情報処理技術者試験について紹介したいと思います。ランダム活動に直結するわけではなく内容的にはつまらないものとなるので興味ある方だけ読むといいでしょう。
情報処理技術者試験って?
IPA(情報処理推進機構)によると、情報処理技術者試験は次のような説明がされています。
情報処理技術者試験は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験です。
情報システムを構築・運用する「技術者」から情報システムを利用する「エンドユーザ(利用者)」まで、ITに関係するすべての人に活用いただける試験として実施しています。特定の製品やソフトウェアに関する試験ではなく、情報技術の背景として知るべき原理や基礎となる知識・技能について、幅広く総合的に評価しています。
要するに、ITの知識・技能をはかる試験です。 将来情報系の分野に進んでいく人間にとっては受けておいて損はない試験といえるでしょう。
基本情報技術者試験って?
情報処理技術者試験にはいくつかの区分があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
その中で、私が受験することにした区分は基本情報技術者試験(以下、FEとする)でした。
FEは情報技術者向けの試験としては最も基本的な試験です。
試験は年に二度、春期と秋期にあります。今年度の春期試験はコロナのせいで中止になりましたが。
令和1年度の試験では応募者169,170名で合格率25.7%でした。
より簡単なものにITパスポート試験があります。こちらはすべての社会人に向けたもので、いつでも受験可能な手軽なものです。先にこちらから受けるという手もあります。
しかし私も情報系志望の大学生。まあいけるだろうと高を括ってFEから受験することにしました。
形式
FEの試験は午前と午後があり、以下の表1のような形式になっています。
表1.試験時間・出題形式・出題数(解答数)
午前 | 午後 | |
---|---|---|
試験時間 | 9:30~12:00(150分) | 13:00~15:30(150分) |
問題形式 | 多肢選択式(四肢択一) | 多肢選択式 |
出題数 回答数 | 出題数:80問 解答数:80問 | 出題数:11問 解答数:5問 |
午前の出題範囲は80問中50問がテクノロジ系、10問がマネジメント系、20問がストラテジ系です。
具体的な内容はこちらになります。
午後は以下の項目から出題されます。
- コンピュータシステムに関すること
- 情報セキュリティに関すること
- データ構造及びアルゴリズムに関すること
- ソフトウェア設計に関すること
- ソフトウェア開発に関すること
- マネジメントに関すること
- ストラテジに関すること
具体的な内容はこちらになります。
午前と午後それぞれで100点満点中60点以上とれば合格です。
どう勉強しろと
書店で参考書などを手に取って、気に入ったものを選べばいいでしょう。私が選んだものはキタミ式イラストIT塾 「基本情報技術者」令和2年です。こちらは700ページほどあり結構分厚いのですがイラストがふんだんに使われており、楽しみながら読めると思います。ただこの本のみでは午後の問題の対策は不十分なので別途問題集を購入する必要があります。
また、基本情報技術者試験ドットコムというサイトがあります。このサイトにはFEの詳細や過去問の解説、過去問の中からランダムに出題してくれるWeb問題集やおすすめの参考書や問題集が載っています。この中の基本情報技術者過去問道場はちょっとした時間に過去問が解けておすすめです。
最後に
万が一この記事を読んで受験してみたいという方がいらっしゃいましたら、私と一緒に頑張りましょう。 試験に合格するためだけでなく、ITの知識をつけるための目標としてもちょうどいいと思います。