音楽始めたいけどなんもわからんという人へ。
2年目の私もわからん!!とにかくやってみよう!!
というわけで、私が初めて作った曲の完成までの道のりを残しておきます。
使ったものたち:
作曲: Cubase(有料)
イラスト制作: アイビスペイント(スマホアプリは無料で、パソコン版は無料版だと1時間の制限がつきます)
動画制作: Aviutl (無料)
Cubaseを買ったのは去年の8月、作り始めは去年の1月です。なんかの動画で丸サ進行の解説をしていて、「とりあえずDAW上で打ち込んでみよ」となり、私はエレピで(もちろんキーはCで)打ち込んでみたわけですよ。その音色とコードがほんとに良く合ってたわけですよ。なら作るしかないじゃないですか!!(圧)
そのコードからサビが誕生し、その勢いでAメロ、Bメロを作りました。最初はなんもわからんけど、ドラムとベースがいるということは知っていたので、コードとベースとドラムだけでなんとか曲の形にしていました。当時の書き出しデータ見たら完成品と違いすぎてびっくりしました…
当時のサウンド:https://drive.google.com/file/d/1AfHk8_dizLSHo9--mZN58r_EC5ETdM0t/view?usp=drive_link
完成後のサウンド:https://drive.google.com/file/d/1RUta4kd29Mg5ZOvfegHo5q8sxq-RNSYP/view?usp=drive_link
曲作り期間は半年ほど。その間に違う曲が先にできてしまったので投稿しました。その後、授業とバイトであまり時間はとれなかったがちょっとずつサウンド面を改善していきました。例えば、コードの構成音の音を足してみたりとか、パーカッション入れたりとか(水滴の音とかね)。音域とかもよくわかってなかったので手探りでした。去年の友好祭にて楽曲のみ発表しました。
去年の白鷺祭でMVを出すべく、後期が始まったぐらいから絵と動画の制作を開始。まず、こういう構成で作りたいというのをノートに書き出しました。めんどいですが、こういうのをやっとくと作品の一貫性が失われにくくていいですよ(勢いでやると後で「あれ、こんなん作ろうと思ってなかったんやけどなあ…」となりがち、少なくとも私は)。その後アイビスペイントで絵を書きまくり、その都度Aviutlで編集するというようにしてました。うちにはペンタブも液タブもないので指でゴリ押しました(100均のタッチペンも絵書くのに向いてないし…)。アニメーションにする方法があんまわかってなかったので前のフレームの絵の透明度を上げて上から頑張って形が変わらないように描いてました(正しい方法がわからんので有識者求む…というか調べろ自分←)。結局間に合わず、1番のみの発表となりました。
そして今年の2月、「さすがに完成させんとこのままお蔵入りになってまう!!」と思い、ボカコレを目標に制作を再開。最後までのMVの構成は白鷺祭時点で頭にあったのでそれを頼りにバンバン絵を描いていきました。最後の方の1枚絵ゾーンは、時間無さすぎて1週間で全部描いてますね。そしてボカコレ始まる2時間前にやっと完成、投稿しました。気づいたらワンルーム背景の絵のプロジェクトのレイヤー数が394、編集時間81時間21分(放置分も含むかもしれない)…これ1つのMVにかける労力として合ってる???一曲に毎回こんなに時間かけるわけにもいかないので、改善が必要そうです…
この作品を作る過程で思ったことですが、形になりそうなものはどんどん形にして投稿していいと思いました。なぜかと言うと、1度作りかけたものを放置してしまうと、自分の成長に伴ってどんどん修正したいところが増えてきて結局完成しない、ということがよく起こるんですよね(この曲みたいに…)。そもそもこれ以上改善点のない完璧な状態の曲なんてまあ作れるわけがないのですから。その時の自分の全力で曲が作れたなら、ある程度で割り切って完成としてしまうのがいいと思います。初心者のころに投稿してみて、反応をもらうのも楽しいです。無料のDAW(cakewalkとか)も存在するので、興味をもったならとりあえずやってみてはどうでしょうか。